歴史散歩vol.1 識名園
こんにちは、琉球識名院です。
当寺の真向かいにあります、識名園。訪れたことはございますでしょうか?

琉球王朝時代王家の別邸であり、中国からの使節(冊封使)をもてなす場として1799年に完成いたしました。
沖縄戦では壊滅的な被害を受けてしまいましたが、20年の歳月をかけて再建され、王朝時代を彷彿とさせる美しい姿を取り戻し、
今では、ユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)に登録され、多くの方が訪れています。
和風庭園の様式の随所に中国風の建築文化と琉球ならではの建築法も取り入れられた庭園は琉球の歴史を感じる見事な美しさです。
識名園は日本庭園の形式の一つである「廻遊式庭園」。
識名園の見どころポイント4つ紹介いたします!
1)心字池
識名園の「心字池」は名前の通り”心”という字を崩した形になっています。
心字池には中国風のお堂や橋があり、池を取り囲むのは琉球石灰岩が使われています。

2)御殿
御殿と書いて「ウドゥン」と読みます。赤瓦屋根の木造建築から琉球文化が感じられる建物。いわば識名園の”母屋”です。

3)育徳泉
この泉から湧き出る水は池の水源の一つでもあります。「相方積み」で石積みされた美しい曲線を味わってみてください。


4)勧耕台
那覇の町並みを一望できる高台ですが、海を望むことができないような設計になっています。
「海岸線が見えないほど広い国土がある」と冊封使に見せるためだったそうです。

天気の良い日に識名園を散歩すると本当に気持ちがいいですよ。
識名園で歴史を堪能し、植物を眺めながらゆっくり流れる時間を感じに是非行ってみてくださいね。
