【皮肉】
【知らずに使っている仏教用語・皮肉】
実は日常の中で多く使われる仏教から由来した言葉たち。
「この言葉も?!」というものも多くありますので少しずつご紹介できればと思っております。
本日の言葉は【皮肉】
現在つかわれている「皮肉」の意味は、遠回しに嫌味や悪口を言うことを指す言葉ですが、
達磨(だるま)大師※が4人の弟子たちを評価するときに用いた言葉
「皮肉骨髄(ひにくこつずい)」が元となっています。
※達磨大師は禅宗の始祖であり、みなさんが「だるま」と聞いて連想する
赤くて丸い「だるま」のモデルと言われるお方です。
達磨大師が4人の弟子と問答し、それに対して
「汝はわが皮を得たり」「汝はわが肉を得たり」
「汝はわが骨を得たり」「汝はわが髄を得たり」
とその悟りの深浅を評価しました。
一番深く悟った弟子に法を伝えた話があります。
皮と肉は、骨と髄に比べ、表面にあることから浅い悟り、表面的な理解を指しています。
表面だけしか見ていないという非難の言葉が、欠点などを非難する意味で使われるようになったと言われています。
