【知らずに使っている仏教用語・出世】
実は日常の中で多く使われる仏教から由来した言葉たち。
「この言葉も?!」というものも多くありますので少しずつご紹介できればと思っております。
本日の言葉は【出世】
4月になると「出世したから今日はお祝いだ!」と昇進のお祝いの声を多く聞くようになりますが、実は仏教用語では「出世」は全く違う2つの意味を指します。
1つめは、お釈迦様や諸仏が衆生救済のために仮の姿(人間の姿)で世に現れること
2つめは、世間を捨てて仏道に入ること(出家をすること)
です。
日本では、公卿の子息などが出家することを「出世」と呼んでいたそうです。
彼らは普通の者より昇進が早かったことから僧侶が高い位に登ることを「出世」というようになり、世間で昇進することを指す言葉として使われるようになったようです。
お釈迦様は、阿弥陀如来があらゆる衆生を分け隔てなく救うと誓われたこと(本願)を我々の世界で説くために世に現れた(出世本懐)といわれています。