宙吹ガラス工房虹
首里から読谷村やちむんの里まで足を伸ばし、琉球ガラスを探しに「宙吹ガラス工房虹」さんのギャラリー・販売所に訪れました。


実は当寺院内にございます琉球御廟の吹き抜けの階段には「宙吹ガラス工房虹」の代表を務められていらっしゃる稲嶺盛一郎氏が作製した琉球ガラスが施されています。
計8枚の硝子は沖縄の空や海を表現しており、光さすガラスは本当に美しいです。

沖縄の伝統工芸品「琉球ガラス」は戦後、駐留米軍が飲んでいたコカ・コーラやビールなどの廃瓶からつくられたところから沖縄独自の琉球ガラスが生まれました。実際に敷地内にはたくさんの瓶が積まれていました。
「宙吹ガラス工房虹」は琉球ガラスの名工稲嶺盛吉氏が設立、現在は跡を継いだ稲嶺盛一郎氏が代表を務められており、工藝館ではお二人の作品をじっくりとみることができます。
ギャラリーに入るとまず目に入るのは実物を再現したガラス窯。近くで見ると壺とレンガで構成されていて壺の中にガラスが入っています。
この窯、煉瓦の1つでも破損があると釜の温度が上がらなくなってしまうそうです。窯作り1つとっても熟練の技が必要ということですよね。


稲嶺盛吉氏・盛一郎氏の作品は廃瓶からガラスを作る際にでてしまう泡を逆手にとった「泡ガラス」だけでなく、珊瑚や黒糖など様々な素材を組み合わせて生み出す技法が特徴的で、実際に近くで拝見すると時にはやちむんとも取れるような表情豊かな作品ばかり。
どうやってつくってるんだろうと好奇心がくすぐられます。

工芸館で素晴らしい技術を楽しんだ後はギャラリーで実際に作品を購入することができます。
手に取ってみると個性的なデザインとガラスの美しさに惚れ惚れしてしまいます。自宅用にも大切な人へのプレゼントにもおすすめ。

こちらは宙吹ガラス工房虹のガラスをとんぼ玉の技法でアクセサリーにされている結結さんのアクセサリー。美しくそしてとってもかわいい。

不要だった瓶を技術とアイディアで人を感動させるものに昇華させる宙吹ガラス工房虹さんの魅力に圧倒されました。是非一度訪れてみてください。
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宙吹ガラス工房虹
住所:沖縄県中頭郡読谷村座喜味2748
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